2018年ペナントレースが開幕しました。
管理人は今季カープを2位予想にしてみましたが、どうなることでしょう。
3、4月のカープの戦いぶりを総評してみたいと思います。
|
|
試合 |
勝 |
負 |
分 |
勝率 |
差 |
1 |
広島 |
27 |
17 |
10 |
0 |
.630 |
– |
2 |
巨人 |
25 |
14 |
11 |
0 |
.560 |
2.0 |
3 |
DeNA |
24 |
13 |
11 |
0 |
.542 |
0.5 |
4 |
阪神 |
23 |
11 |
12 |
0 |
.478 |
1.5 |
5 |
中日 |
25 |
10 |
15 |
0 |
.400 |
2.0 |
6 |
ヤクルト |
24 |
9 |
15 |
0 |
.375 |
0.5 |
強さを感じずとも・・・。
4月が終わって首位に立ち、2位巨人とは2ゲーム差の貯金7は、ちょっと出来過ぎではないかと思います。
見た感じそんなに強さを感じさせないのですが、首位に立っているところが、カープの強さなのかもしれません。
故障者・不調者が多数
先発投手では、野村が背中の筋挫傷で4月27日に登録抹消され、昨年15勝の薮田が開幕から(実際はオープン戦からだが)不調で中継ぎに回るが、結果を出せずに4月30日に登録を抹消された。
薮田に関しては、ストライクが入らず、ストレートも伸びが足りなかったり、2軍で調整し再度の登録を目指してしっかり調整してほしい。
ジョンソンもいまいち。3、4月は2勝1敗だったが、一昨年のような安定感や圧倒するような投球が見られず(期待値が大きいからこそだが)、もうちょっとという感じですね。
打つ方では、新井、バティスタが出遅れていて、さらに4番の鈴木誠也が下半身に張りが出て4月4日に登録抹消され、18日に復帰したが、しばらくは代打で待機の状態で本調子には程遠い。
そして4月絶好調だった丸が守備の際に、右太ももを痛めて、太もも裏筋挫傷のため4月29日に登録抹消された。
主力級が相次いで故障するというここ2年ではなかったことが4月に起こってしまった。
地味に救援陣が好投!
4月を終えて首位に立っている大きな要因が、救援陣にあります。
名前 |
登板数 |
投球回 |
勝 |
負 |
H |
S |
防御率 |
ジャクソン |
13 |
13 |
1 |
1 |
9 |
0 |
2.07 |
一岡 |
11 |
10.0 |
1 |
2 |
3 |
0 |
2.70 |
今村 |
13 |
11.0 |
1 |
0 |
8 |
0 |
0.82 |
中田 |
8 |
5.2 |
0 |
1 |
2 |
0 |
14.29 |
アドゥワ |
11 |
14 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0.64 |
中崎 |
15 |
13.1 |
0 |
0 |
2 |
10 |
2.71 |
救援陣の中でひときわ光っているのがアドゥワ。今季2年目の19歳だが、防御率0.64は圧巻と言える。
チェンジアップは抜群で落ち着きもあり、196cmの長身から角度のある球を投げ下ろすのが特徴の投手。ストレートが150kmを超えてくると面白いと思うが、まだまだ発展途上の投手なので、今後が期待される。
救援陣の防御率が2.95と12球団トップなのが、首位の原動力になっているのは確かである。
まとめ
中日に3タテしたかと思うと、3タテされるが、ヤクルト、DeNAから3タテしたり、4連敗、5連勝があったりと波のある3、4月でしたが、首位で乗り切ることができたのは正直驚きです。
貯金7は昨年の6を上回る数ですので、これも不思議な感じがしますね。
交流戦までに故障者が戻ってきて盤石の体制で交流戦を迎えてほしいです。