2017年8月のカープの戦いぶりを総評してみたいと思います。
試合 |
勝 |
負 |
分 |
勝率 |
差 |
||
1 |
広島 |
122 |
72 |
46 |
4 |
.610 |
– |
2 |
阪神 |
118 |
66 |
51 |
1 |
.564 |
5.5 |
3 |
DeNA |
118 |
60 |
54 |
4 |
.526 |
4.5 |
4 |
巨人 |
118 |
59 |
58 |
1 |
.504 |
2.5 |
5 |
中日 |
120 |
50 |
65 |
5 |
.435 |
8.0 |
6 |
ヤクルト |
120 |
40 |
78 |
2 |
.339 |
11.5 |
8月成績 12勝13敗 2分
今季初の月間負け越し。2位阪神が5.5差にせまる!
7月の総評でリーグ連覇はほぼ間違いない、ジョンソン抜きでも逃げ切れると書きましたが、ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
7月終了時点では2位阪神と10.0差あったのが、気が付くと、5.5差に迫られています。
8月は、印象的な負け多く、DeNAには3試合連続サヨナラ負けと今シーズン接戦に弱いところが露呈してしまい、いずれも先制しながら徐々に点差を詰められ、ダメ押し点がとれず、同じような形でサヨナラ負けと首位チームとして屈辱な敗北でした。
4番鈴木が骨折で離脱!確実視されていた打点王のタイトルもふいに!!
今季不動の4番としてチームを牽引していた鈴木が、23日のDeNA戦で守備の際に足首を骨折。右脛骨(けいこつ)内果剥離骨折と診断され、全治3か月ということで、今季絶望となった。
鈴木がいないことで、打撃力が下がることよりも守備力が下がることのほうが、けっこうイタいかなと思いますね。
松山のライトはちょっと心配だし、鈴木に比べて守備範囲が違いすぎる。それにレフトがエルでサードが西川となると、守りが一気に苦しくなります。
鈴木は個人タイトルでも打点王はほぼ間違いなしの90打点まで伸ばしていただけに、個人タイトルもふいに。(個人タイトルは、二の次で、チームの勝ちが重要なのは分かっていますが、管理人は個人タイトルも同時に重要と考えます)
月間サヨナラ負けが5試合とワースト記録を作ってしまい、投手陣が苦しい
10日の中日戦、17日の阪神戦、22~24日のDeNA戦と8月だけで、5試合のサヨナラ負けと、中継ぎ、抑えが踏ん張れないゲームが続き、7月と打って変わっての成績でした。
今村が、救援失敗のゲームが続き、ついに配置転換となり、7回今村、8回ジャクソン、9回中崎の昨年の方程式に戻しました。
この配置転換は、良いと思います。今シーズン今村もよく頑張って抑えをしていましたし、ここはリフレッシュの意味も込めて7回をピシャリと抑えてほしいですね。
先発投手陣が今一つ?
ジョンソンが戻ってきて、ローテーションは、ジョンソン、薮田、岡田、野村、大瀬良、中村と何とか6人は確保できています。
この中でもジョンソン(正直あと1,2試合は様子を見ないと、今年のジョンソンは当てにしていいか判断がつかないが・・・)、薮田、野村は確実に7回を投げてくれると計算できるのですが、問題は岡田と大瀬良。
大瀬良はとにかく球数が多い為、良くても6回、悪いときは4回で降板という試合もあります。そして岡田は精神的に弱い為、突如何の前触れもない中崩れるので、終盤まで投げさせるのは怖いと首脳陣が判断するのは無理もない。
これでは中継ぎの投手の負担が大きすぎます。
9月はローテーションを崩して、4,5回で先発が降板すれば、次は中5日で回るとかしてみてはどうでしょうか。そうなると、他の投手のローテが崩れ、調整に影響が出そうだが、致し方ない。まぁ一日スライドすると思えば、そんなに負担にならないかなぁ。
本来は、9月5、6、7日の阪神3連戦で、ジョンソン、薮田、岡田のローテを使いたいところでしたが、これは無理そうなので、このローテで明日からのヤクルト3連戦は3連勝してほしいです。
まとめ
なぜか楽勝ムードが一転窮地に追い詰められた印象があります。しかし、5.5差。よく考えてみると、貯金で11もの差があります。3連敗、4連敗をしなければ、そうそう詰め寄るのは難しい差です。
冷静になって落ち着いてやれば、十分逃げ切れます。
投手陣も心配ですが、打線も湿っていますね。誰か爆発してくれないかなぁ。
※いつの間にかマジックが消えていますが、今年はマジックが点いても消えてもあまり世間は騒ぎませんね。なぜだろう??