2017年カープに所属した助っ人外国人(一軍出場経験あり)は8人います。
活躍できた選手、そうでない選手もいました。管理人なりに2017年の助っ人外国人を評価してみたいと思います。
2017年カープ在籍助っ人外国人
クリス・ジョンソン
管理人評価 : D
登板 |
勝 |
敗 |
打者 |
投球回 |
被安打 |
被本塁打 |
防御率 |
13 |
6 |
3 |
328 |
76.1 |
79 |
4 |
4.01 |
昨年6月に3年契約を結び、沢村賞も獲得したジョンソン。今シーズンの期待は昨年以上だったと思います。
しかし、開幕戦で乱調しKOされると、翌日から咽頭炎で登録抹消。復帰に2か月を要し、交流戦中に復帰するも、その後左太もも裏を故障し再び登録抹消と散々なシーズンとなった。
エースとしての役割を全く果たしていないと言わざるを得ない。登板数13、6勝止まりを見れば一目瞭然。
300万$の3年契約なので、あと2年はこの年俸です。
来年はエースらしい働きを見せてほしいですね。
ジェイ・ジャクソン
管理人評価 : B
登板 |
勝 |
敗 |
S |
H |
打者 |
投球回 |
防御率 |
60 |
2 |
2 |
1 |
30 |
243 |
62 |
2.03 |
昨年は1年目からセットアッパーとして37H、防御率1.71と安定した働きをみせた。今年も開幕からセットアッパーとして投げていたが、途中で安定感がなくなり、一時セットアッパーから外れた時期もあった。
しかし、最終的には60試合登板、30H、防御率2.03の成績で、昨年より若干成績を落としたが、許容の範囲内だったので、カープの中継ぎ陣でなくてはならない選手だった。
本人は2018シーズンもカープでのプレーを望んでおり、残留できるかは注目が集まる。
ブレイディン・ヘーゲンズ
管理人評価 : D
登板 |
勝 |
敗 |
S |
H |
打者 |
投球回 |
防御率 |
11 |
0 |
0 |
0 |
0 |
73 |
15 |
6.60 |
今年のヘーゲンズは昨年の活躍が嘘のように全く活躍できなかった。開幕当初インフルエンザにかかり、出遅れたのが影響したのか、復帰後もスライダーの切れも悪く、出てきても打たれる試合が続き4月に3試合登板後に登録抹消され、7月に復帰し3試合は無失点に抑えたが8月に5試合登板も防御率7.56と復調できなかった。
来年の契約は厳しいと思われる。
ライアン・ブレイシア
管理人評価 : C
登板 |
勝 |
敗 |
S |
H |
打者 |
投球回 |
防御率 |
26 |
2 |
1 |
1 |
2 |
132 |
30 |
3.00 |
今シーズン新加入のブレイシア。敗戦処理や大きくリードしている場面での登板が多かった。ストレートは速いが、時折ミートされる場面がありそれが失点につながるシーンが多々見られた。
成績はまずまずといったところだが、来年の去就は未定。
個人的には、もう一年契約してもいいのではないかと思う。敗戦処理の投手も必要は必要ですし、ひょっとして相手打者に慣れてきてしっかりした活躍ができるかもしれません。
中継ぎがジャクソンだけだった場合は、ブレイシアも候補に入れてもいいのでは・・・と思うが、契約更新は難しそうです。
ブラッド・エルドレッド
管理人評価 : B
試合 |
打数 |
安打 |
二塁打 |
三塁打 |
本塁打 |
打点 |
打率 |
116 |
344 |
91 |
11 |
0 |
27 |
78 |
.265 |
6年目の今年は開幕からコンスタントに成績を残し5月は9本塁打、22打点と活躍。一時は2014年以来の本塁打王も視野に入れるところまできたが、27本塁打止まりで獲得はならなかった。後半、特に9月は絶不調に陥り、最終的には本塁打27、打点78、打率.265の成績だったが、1年間大きな故障もなく出場(休養やオーダー編成の都合での欠場はあるが)した。CSでの故障が悔やまれるが。
一発が魅力のエルドレッドの力は来年も必要になってくる。
来年もカープの一員(2年契約の為)として活躍が期待される。
ラミロ・ペーニャ
管理人評価 : D
試合 |
打数 |
安打 |
二塁打 |
三塁打 |
本塁打 |
打点 |
打率 |
22 |
37 |
8 |
1 |
0 |
0 |
2 |
.216 |
内野の複数のポジションをこなすスイッチヒッターとして加入した。内野のレギュラー選手の故障もなく外国人枠の関係もあり、出場機会は少なく、5月に一軍登録されたが、思うような成績を残せなかった。打席数は少ないが、右打席.316、左打席.111と右打席のほうが結果がよかった。
来年の契約は難しいと思われる。
サビエル・バティスタ
管理人評価 : B
試合 |
打数 |
安打 |
二塁打 |
三塁打 |
本塁打 |
打点 |
打率 |
61 |
125 |
32 |
5 |
0 |
11 |
26 |
.256 |
育成契約から2軍での成績が認められ支配下登録されたのは、交流戦の時期。支配下登録されてからいきなり2試合連続代打本塁打の偉業。まさにドミニカンパワー炸裂といった感じでしょうか。
その後は弱点を突かれて三振のケースも多かったが、終盤戦では少しずつ修正も見られCSではDeNAとの相性もあり4番に据わり存在感も示した。
打者としては今シーズン一番の急成長した選手の一人。守備に関してはレフト、ライトを守ったが、不慣れな守備は致し方ない部分もあるが、来年はさらなる飛躍が期待される。
アレハンドロ・メヒア
管理人評価 : D
試合 |
打数 |
安打 |
二塁打 |
三塁打 |
本塁打 |
打点 |
打率 |
9 |
14 |
3 |
0 |
0 |
0 |
1 |
.214 |
バティスタと同じく育成契約だったが、2軍の成績が認められ、バティスタに続いて8月に支配下登録を勝ち取った。
バティスタほど活躍はできなかったが、9試合に出場した。この一年をいい経験して来年以降(6年契約のため)の活躍を期待したい。
まとめ
管理人の個人的な評価(A~E判定)は以下のようになりました。
クリス・ジョンソン |
D |
ジェイ・ジャクソン |
B |
ブレイディン・ヘーゲンズ |
D |
ライアン・ブレイシア |
C |
ブラッド・エルドレッド |
B |
ラミロ・ペーニャ |
D |
サビエル・バティスタ |
B |
アレハンドロ・メヒア |
D |
合格点はB判定以上だと思うので、ジャクソン、エルドレッド、バティスタでしょうね。
来シーズンも契約があるのは、ジョンソン、エルドレッド、バティスタ、メヒアの4名です。この4名+ジャクソンは固いかなと思います。
そうすると補強としては投手をあと一人とるか?というところでしょうか。
2018年はリーグ3連覇がかかります。助っ人外国人の力は確実に必要なので、来シーズンの活躍を期待したいです。