2018年、毎年恒例のセ・パ交流戦。
今年は雨の影響もあり、屋外球場での中止が結構あり、予備日の最終日まで試合を消化するギリギリの日程になりました。阪神、オリックスは休みなしでペナントリーグに戻るという苦しい日程に・・・・。
まず、今年の結果はこのようになりました。
|
|
試合 |
勝 |
負 |
分 |
勝率 |
差 |
1 |
ヤクルト |
18 |
12 |
6 |
0 |
.667 |
– |
2 |
オリックス |
18 |
11 |
6 |
1 |
.647 |
0.5 |
3 |
ロッテ |
18 |
11 |
7 |
0 |
.611 |
0.5 |
4 |
ソフトバンク |
18 |
11 |
7 |
0 |
.611 |
0.0 |
5 |
日本ハム |
18 |
10 |
8 |
0 |
.556 |
1.0 |
6 |
西武 |
18 |
10 |
8 |
0 |
.556 |
0.0 |
7 |
巨人 |
18 |
8 |
10 |
0 |
.444 |
2.0 |
8 |
DeNA |
18 |
8 |
10 |
0 |
.444 |
0.0 |
9 |
中日 |
18 |
7 |
11 |
0 |
.389 |
1.0 |
10 |
広島 |
18 |
7 |
11 |
0 |
.389 |
0.0 |
11 |
阪神 |
18 |
6 |
11 |
1 |
.353 |
0.5 |
12 |
楽天 |
18 |
6 |
12 |
0 |
.333 |
0.5 |
ヤクルトが初めて最高勝率球団に!
まさか、ヤクルトが!!
ヤクルトファンの方、ゴメンなさい。リーグ戦最下位の球団が交流戦優勝は史上初らしいです。
何があったんでしょうか?投打が噛み合った?故障者が戻ってきた?
理由はヤクルトファンではない管理人にはよく分かりません。
しかし、セリーグ球団が優勝してくれたのはよかったです。
今年のカープは負け越し4つと散々な結果に・・・
語るまでもなくカープは7勝11敗の10位。負け越しは4つ。
原因は投手陣にあります。
チーム防御率は5.60と12球団で圧倒的な最下位。失点が12球団で唯一の3桁とさんざんな結果に。
先発
名前 |
勝敗 |
投球回 |
防御率 |
大瀬良 大地 * |
2勝1敗 |
18回 |
5.00 |
九里 亜蓮 * |
1勝1敗 |
20.2回 |
4.35 |
岡田 明丈 |
0勝1敗 |
15回 |
7.20 |
ジョンソン |
1勝0敗 |
13回 |
1.38 |
高橋 昂也 |
0勝1敗 |
3.1回 |
10.80 |
中村 祐太 |
0勝2敗 |
7.1回 |
14.73 |
薮田 和樹 |
0勝1敗 |
4回 |
15.75 |
福井 優也 |
0勝2敗 |
11回 |
6.55 |
*規定投球回に達した投手
先発した投手だが、良かったのはジョンソンぐらいです。(ジョンソンは奥さんの出産で一時帰国していたので、2試合のみの登板だったので規定投球回には達していない)
他の投手は見事なまでに打たれています。
続いてリリーフ陣
名前 |
登板数 |
投球回 |
防御率 |
今村 猛 |
5 |
5.1 |
8.82 |
永川 勝浩 |
2 |
5 |
1.80 |
中﨑 翔太 |
6 |
6 |
4.50 |
中田 廉 |
1 |
1 |
9.00 |
一岡 竜司 |
5 |
3.2 |
9.83 |
アドゥワ 誠 |
8 |
9.1 |
3.95 |
ジャクソン |
7 |
7 |
0.00 |
中村 恭平 |
2 |
3 |
15.00 |
佐藤 祥万 |
3 |
3.1 |
2.90 |
フランスア |
3 |
11 |
3.27 |
リリーフで完璧だったのはジャクソンのみ。
あとは防御率を見ても分かるように交流戦の後半戦は負けているときに出てきてさらに失点を重ねて大差で負けるシーンも見受けられました。
先発のコマ不足が露呈
野村がいない、ジョンソンがいない、薮田が使えないと交流戦に入る直前から先発陣は明らかに手薄の状態で、大瀬良、岡田、九里で回す状態でした。
中村佑に期待していましたが、結果を残せず、交流戦のオリックス、ソフトバンク戦に至っては始まる前から7、8失点は覚悟しておかないといけない状態でした。
一方で打線は・・・・
打線はチーム打率.260で12球団中4位タイ。得点は6位。本塁打6位。
チームが10位の中、まずまずの成績でした。
個人別
名前 |
試合 |
打数 |
安打 |
本塁打 |
打点 |
打率 |
出塁率 |
松山 竜平 |
18 |
59 |
22 |
4 |
11 |
.372 |
.448 |
鈴木 誠也 |
18 |
62 |
19 |
3 |
13 |
.306 |
.449 |
丸 佳浩 |
18 |
60 |
18 |
3 |
7 |
.300 |
.432 |
野間 峻祥 |
18 |
65 |
18 |
1 |
10 |
.277 |
.309 |
西川 龍馬 |
17 |
52 |
14 |
1 |
7 |
.269 |
.321 |
田中 広輔 |
18 |
74 |
18 |
0 |
2 |
.243 |
.300 |
菊池 涼介 |
18 |
72 |
12 |
0 |
4 |
.167 |
.211 |
※規定打席に到達している選手のみ
田中、菊池の1、2番コンビがこぞって不振な状態でクリーンアップの丸、誠也、松山が結果を出していますが、いまいち得点に結びつかない状態でした。
交流戦がチームの底?
今年は、昨年、一昨年のように交流戦で波に乗って明けから独走状態というふうにはなりませんでした。
しかし、幸いにもヤクルトを除く他4球団も最高でカープと1ゲームしか詰まらないという感じでお付き合いしてくれたので、思った以上に差が詰まらず首位をキープできました。
交流戦明けには野村が戻ってきて、ジョンソン、大瀬良、野村、岡田、九里、の5枚のローテーションで回せます。谷間に高橋昂也やフランスアなどが争っていってほしいです。
中継ぎ陣は今季は苦しいでしょうね。ピリッとした若手がいればいいのですが、とりあえず今のメンバーで乗り切るしかありません。その分先発投手にできるだけ長いイニングを投げてもらいたいです。
交流戦明けは阪神3連戦です。いったんリセットしてまた独走状態に入ってほしいです。