
人物・経歴・評価
コルビー・プレストン・ルイス(Colby Preston Lewis)
アメリカ出身 1979年8月2日 右投右打 193cm 104kg
経歴:ベーカーズフィールド短期大学-レンジャース-タイガース-ナショナルズ-アスレチックス-広島
投手 背番号11
年俸9500万+出来高(4600万)で金額の通り期待されて来日した。
オープン戦から「モーションの静止が短い」という理由からボークを度々とられ、初登板の中日戦でも1試合3ボークを記録した。しかしその後はボークをとられることはなく5月には4勝1敗防御率1.60で月間MVPに輝く。
前半戦から中4日でどんどん投げ込んだせいか7月に入り疲労と肘の炎症で離脱し選ばれていたオールスターも回避することになった。8月半ばに復帰し最終的には15勝をあげ 奪三振のタイトルを獲得した。防御率は1位に0.003差の2位だった。15勝は広島の歴代外国人の中でチェコとミンチーにならんで最多である。
150km前後のストレートと切れ味鋭いスライダーで三振をとっていく本格派の投手であり、三球三振が非常に多く球数が少ない。制球力もあり広島の大黒柱として大活躍のシーズンだった。
2年目の2009年は前年に比べると投球の波があり、完璧に抑える日もあれば大量失点を喫する日もあったが、全体的に安定した内容でカープ外国人投手では史上初の2年連続二桁勝利を達成した。 奪三振のタイトルも取りこれも2年連続の受賞となった。
2010年もカープの一員で戦うと思われていたが、家族の健康の問題を抱えており、本人は来シーズンアメリカでのプレーを望んでいることもあり、球団も本人の意思を尊重しカープを退団することとなった。
年度別成績・通算成績
年度 |
所属 |
試合 |
勝 |
負 |
セーブ |
完投 |
完封 |
無四球 |
打者 |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
与四球 |
与死球 |
奪三振 |
暴投 |
ボーク |
失点 |
自責点 |
防御率 |
WHIP |
2008 |
広島 |
26 |
15 |
8 |
0 |
3 |
2 |
1 |
702 |
178 |
151 |
12 |
27 |
6 |
183 |
1 |
3 |
56 |
53 |
2.68 |
1.00 |
2009 |
広島 |
29 |
11 |
9 |
0 |
3 |
1 |
2 |
715 |
176.1 |
156 |
13 |
19 |
14 |
186 |
3 |
0 |
68 |
58 |
2.96 |
0.99 |
通算 |
2年 |
55 |
26 |
17 |
0 |
6 |
3 |
3 |
1417 |
354.1 |
307 |
25 |
46 |
20 |
369 |
4 |
3 |
124 |
111 |
2.82 |
1.00 |
タイトル・表彰・記録
・最多奪三振 2回(2008年、2009年)
・セリーグ月間MVP 1回(2008年5月)